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■版画 : 平山 郁夫 【 朝の砂漠を行く 】 リトグラフ(新品)

作 者 : 平 山 郁 夫 Hirayama Ikuo ( ひらやま いくお )
作品名 : 朝 の 砂 漠 を 行 く

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■版画 : 平山 郁夫 【 朝の砂漠を行く 】 リトグラフ(新品)

価格:

950,000円 (税込)

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■平山郁夫「朝の砂漠を行く」リトグラフの完成によせて
              (美術評論家・式年遷宮記念神宮美術館館長 富山 秀男)
 1959年に院展出品の「仏教伝来」という作品で世に出た平山郁夫は、以後非常にはっきりとした制作テーマで、計画的に仕事をすすめてきた実に珍しい画家といえるでしょう。
 すなわちそのテーマとは、一つが仏教伝来の道であるシルクロード(絹の道)を探索することで文明の起源を確かめ、その遺跡を作品化すること、もう一つがすでにそれを実践した唐時代の中国の高僧、玄奘三蔵の苦難のインド往復の旅ルートを厳密に追体験してこれをまとめ、奈良薬師寺に「大唐西城壁画」シリーズとして献納すること、の二つのテーマにほかなりません。
 このうちの後者については、20世紀が丁度終わる2000年の大晦日の夜半、超大作十三画面を堂内に設置して、最後の一筆を加えることで奉納を完了、いわば大願成就を達成したことは、余りにも名高い出来事としてなお記憶に新しいことでしょう。
 この二つのテーマのもとで、作者はシルクロードを踏破するため百数十回もこの地域の国々に足を運びました。そしていまでも困難を極める砂漠の交易路を行き交うキャラバン(隊商)の行進を、朝な夕なひたすら描きつづけたことは言うまでもありません。過酷な大自然の中でラクダにまたがる人間の姿は、さきの「大唐西城壁画」二号壁でも「嘉峪関を行く」の中で描かれています。恐らく国禁を犯してまで使命を果そうとした玄奘の出発の決意を、暗示的に記入したものに違いありません。
 ところでこの「朝の砂漠を行く」という近作では、特定の場所の設定はないようです。
これまで無数といっていいほどスケッチし、本画に仕上げてきたキャラバンの姿を、一つの典型的な象徴として描き出したものといえるかも知れません。ここでは朝の太陽がポッカリと大きく輝いていて、燃えたつ地表の熱気そのものが夢幻的なまでに、すべてを霞ませています。大きく描かれた手前の一頭がややはっきりと強く表現されており、ラクダの背に被せた敷物の柄の交錯する線が、鮮やかに目に焼きつきます。荷物が重いわけでもないのに、ラクダの歩幅はそれほど大きくありません。急がず弛まず、しかしこうして確実に一歩一歩忍耐強く歩むのが、人類の営為というか、悠久な歴史の流れなのだ、とでもいっているかのような映像になっています。

平山郁夫「朝の砂漠を行く」

平山郁夫「朝の砂漠を行く」


■版画 : 平山 郁夫 【 朝の砂漠を行く 】 リトグラフ(新品)

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950,000円 (税込)

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仕 様 と 体 裁
限定部数120部
画面寸法タテ46.8 x ヨコ60.0cm
額装寸法タテ70.5 x ヨコ83.5 cm
(平山画伯選定の特製豪華額縁入り)
版数色数フランス製ベラン・アルシュ紙
監修平 山 郁 夫
価格950,000円(消費税・送料込)


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